“逃後”の読み方と例文
読み方割合
にげおく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る晩などは逃後にげおくれた輝方氏が女中につかまつて、恋女房の蕉園女史にしか触らせた事のない口のはたを思ひ切りつねられたものださうだ。
逃後にげおくれて間拍子を失った悪戯者いたずらもの
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)