“赭味”の読み方と例文
読み方割合
あかみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やゝ上気した頬の赭味あかみのために剃つた眉のあとが殊にあをく見える細君はかう云ひ乍ら羞ぢらひげに微笑ほゝゑんだ会釈ゑしやくを客の裕佐の方へなげ
その顔には赭味あかみがすっかりなくなっていたし、鼻までが蒼かった。幽霊か、悪魔か、それよりももっと怖いものでも見た人間のような顔付であった。
母は暢気のんきな顔をして暮し出しました。少し肥って、顔にごくわず赭味あかみがかって、立ち居振舞いに豊かな肉が胸や腹に漂うという中年近くの美人です。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)