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貪心
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たんしん
ふりがな文庫
“
貪心
(
たんしん
)” の例文
さうしてそれを見た
弟子
(
でし
)
たちは、先生は
好
(
い
)
い年になつても、まだ
貪心
(
たんしん
)
が去らないと見える、
浅間
(
あさま
)
しい事だと評したさうである。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
貪心
(
たんしん
)
たちまち生じて善法を
修
(
しゅ
)
するを妨ぐる——仏は
仏慧菩薩
(
ぶってぼさつ
)
のために
四食
(
しじき
)
の時を説いて、朝の天食、午時の法食とし、そうして畜生のための午後食、鬼類のための夜食——とこうなっている。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
床を離れるやうになつたら、今度はあの黄金の上に、何を
刻
(
きざ
)
んで見ようかなぞと、仕事の
工夫
(
くふう
)
をしてゐたのであらう。師匠に
貪心
(
たんしん
)
があると思つたのは、思つた
弟子
(
でし
)
の方が
卑
(
いや
)
しさうである。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
貪
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“貪”で始まる語句
貪
貪婪
貪欲
貪慾
貪食
貪著
貪官汚吏
貪看
貪婬
貪焚