負傷者ふしょうしゃ)” の例文
さきにその忠勇を共にしたる戦死者負傷者ふしょうしゃより爾来じらい流浪者るろうしゃ貧窮者ひんきゅうしゃに至るまで、すべて同挙どうきょ同行どうこうの人々に対していささ慙愧ざんきの情なきを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
おりよく、それが貨車かしゃであったからたいした負傷者ふしょうしゃはなかったけれど、貨車かしゃ幾台いくだいとなくこわれて、なかまったり、堤防ていぼううえ転覆てんぷくしたりして、たいへんなさわぎになりました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)