“幾台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いくだい80.0%
いくつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自転車屋じてんしゃやみせに、古自転車ふるじてんしゃが、幾台いくだいならべられてありました。タイヤはよごれて、車輪しゃりんがさびていました。一つ、一つに値段ねだんがついていました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
ちょうど幾台いくだいとなしに、うま荷車にぐるまいて、ガラガラとまちなかとおってあちらへいくのをました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
人や馬の曳く雪橇ゆきぞり幾台いくつか丑松の側を通り過ぎた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)