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讐敵
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あだ
ふりがな文庫
“
讐敵
(
あだ
)” の例文
宇宙間の万象を一切
讐敵
(
あだ
)
として、世にすねたる神仏の
継子等
(
ままッこら
)
、白米一斗の美禄を
納
(
い
)
れず、御使番を
取拉
(
とりひし
)
ぎて
表
(
あらわ
)
に開戦を布告せり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
お隣のおばさんにも下し賜わらず長火鉢の前の
噛楊子
(
かみようじ
)
ちょっと聞けば悪くないらしけれど気がついて見れば見られぬ
紅脂白粉
(
べにおしろい
)
の花の裏路今までさのみでもなく思いし冬吉の眉毛の
蝕
(
むしく
)
いがいよいよ別れの催促客となるとも色となるなとは今の
誡
(
いまし
)
めわが
讐敵
(
あだ
)
にもさせまじきは
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
讐
漢検1級
部首:⾔
23画
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
“讐”で始まる語句
讐
讐仇
讐討
讐打
讐事
讐家
讐怨
讐迄
讐返