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取拉
ふりがな文庫
“取拉”の読み方と例文
読み方
割合
とりひし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりひし
(逆引き)
宇宙間の万象を一切
讐敵
(
あだ
)
として、世にすねたる神仏の
継子等
(
ままッこら
)
、白米一斗の美禄を
納
(
い
)
れず、御使番を
取拉
(
とりひし
)
ぎて
表
(
あらわ
)
に開戦を布告せり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それは何とも説明し難いものではあるが彼をして現代の青年の仲間入りしようとする勇気を無雑作に
取拉
(
とりひし
)
ぐ薄気味悪い力を持っていた。彼は考えざるを得なかった。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
取拉(とりひし)の例文をもっと
(2作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
拉
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取拉”のふりがなが多い著者
岡本かの子
泉鏡花