なぢ)” の例文
『何しや來たす此人このふとア。』と言つて、執念しつこくも自分等の新運命を頓挫させた罪をなぢるのであつたが、晩酌に陶然とした忠太は、間もなく高い鼾をかいて、太平の眠に入つて了つた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
たまりかねたといふ樣子で友はなぢるやうに言つた。
一家 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)