“言艸”の読み方と例文
読み方割合
いいぐさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
およそ失望は落胆を生み落胆は愚痴を生む。「叔母の言艸いいぐさ愛想尽あいそづかしと聞取ッたのは全く此方こちら僻耳ひがみみで、或は愚痴で有ッたかも知れん」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
とって六十八にもなる兼良のことを、今さら老けたとは妙な言艸いいぐさだが、事実この矍鑠かくしゃくたる老人は、近年めだって年をとった。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
とつて六十八にもなる兼良のことを、今さら老けたとは妙な言艸いいぐさだが、事実この矍鑠かくしゃくたる老人は、近年めだつて年をとつた。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)