“角石”の読み方と例文
読み方割合
かくいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでガックリとなった奴を蹴返けかやいて、縄の端を解いてそこいらに在った道標みちしるべ角石かくいしを結び付けた。
餅に似た角石かくいしを多く火に並べて焼きかつ傍らに油を入れた樽を置き酒を装うているところに例の怪物がきてその石を食いまた酒だと思って樽入りの油をたらふく飲む。
東奥異聞 (新字新仮名) / 佐々木喜善(著)
かんがえがここまで漂流して来た時に、余の右足うそくは突然すわりのわるい角石かくいしはしを踏みくなった。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)