つつ)” の例文
ほのあかき朱鷺ときの白羽の香のつつみ牡丹ぞと思ふ花はけつつ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
我が眼先まさきしろきにつつむ菊の香の硝子戸あけて乱れたるらし
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
春蘭のやき葉叢はむらの香のつつ点滴てんてきの音は鉢のにあり
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かくりき、りて生き、つつみぬ。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かくりき、在りて生き、つつみぬ。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)