“藁条”の読み方と例文
読み方割合
わらすじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつもの雀は早くから安次の新しい小屋の藁条わらすじを抜きとっては巣に帰った。が、一疋の空腹な雀は、小屋の前に降りると小刻みに霜を蹴りつつ、垂れ下った筵戸の隙間から小屋の中へ這入っていった。
南北 (新字新仮名) / 横光利一(著)