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薄穢
ふりがな文庫
“薄穢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすぎた
37.5%
うすぎたな
37.5%
うすきたな
12.5%
うすよご
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすぎた
(逆引き)
袋の
角
(
かど
)
が裂けてるのは仕方がないが、何だか
薄穢
(
うすぎた
)
なく
垢
(
あか
)
づいた上に、びしゃりと押し
潰
(
つぶ
)
されて、中にある煙草がかたまって、一本になってるように思われる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
薄穢(うすぎた)の例文をもっと
(3作品)
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うすぎたな
(逆引き)
その部屋の
薄穢
(
うすぎたな
)
いなまめかしさは容易に想像されるだろうが、さて眼を鏡台の下に転ずるならば、へりのない赤ちゃけた畳には、
垢
(
あか
)
じみた寝巻を丸めたのや、稽古着に稽古靴を一緒にしたのや
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
薄穢(うすぎたな)の例文をもっと
(3作品)
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うすきたな
(逆引き)
更紗
(
さらさ
)
の小風呂敷包に油紙の
上掛
(
うはがけ
)
したるを
矢筈
(
やはず
)
に負ひて、
薄穢
(
うすきたな
)
き
護謨底
(
ゴムぞこ
)
の運動靴を
履
(
は
)
いたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
薄穢(うすきたな)の例文をもっと
(1作品)
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うすよご
(逆引き)
いつでも
薄穢
(
うすよご
)
れのした洋服を着て、精々なにかの外交員くらいにしか見えなかった。
三の字旅行会
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
薄穢(うすよご)の例文をもっと
(1作品)
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薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄汚
薄氷
“薄穢”のふりがなが多い著者
井沢衣水
ジュール・ルナール
尾崎紅葉
高見順
押川春浪
大阪圭吉
三遊亭円朝
夏目漱石
国枝史郎