“うすぎたな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薄汚83.3%
薄穢16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、あなたの顔ではありますが、全然、さっきの魅力を失った、ただの田舎女学生の、薄汚うすぎたなく取り澄ました、肖像しょうぞうが発見されました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
独語ひとりごつところへ、うッそりと来かかる四十ばかりの男、薄汚うすぎたな衣服なり髪垢ふけだらけの頭したるが、裏口からのぞきこみながら、おつつぶれた声でぶ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)