“荻窪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おぎくぼ93.3%
をぎくぼ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽車に乗せたらとって、荻窪おぎくぼから汽車で吉祥寺きちじょうじに送って、林の中につないで置いたら、くびに縄きれをぶらさげながら、一週間ぶりにもどった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ところが、二週間ほどたった、ある夜のこと、荻窪おぎくぼ高橋太一郎たかはしたいちろうさんのおうちに、おそろしいことがおこったのです。
鉄塔の怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「あたしの叔母さんは本所。もつとも今では荻窪をぎくぼとかに越しちまつたさうだけれど。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) / 水上滝太郎(著)