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荻江節
ふりがな文庫
“荻江節”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おぎえぶし
80.0%
おぎえ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おぎえぶし
(逆引き)
磧
(
かわら
)
へ立つと、寒さに、骨が鳴った。石ころだの、水溜りだの、
凍
(
こお
)
っている
足袋
(
たび
)
の先が痛い。
夜更
(
よふ
)
けまで彼は
荻江節
(
おぎえぶし
)
を流して歩いた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宗十郎夫婦はその前は
荻江節
(
おぎえぶし
)
の
流行
(
はや
)
らない
師匠
(
ししょう
)
だった。何しろ始めは生きものをいじるということが
妙
(
みょう
)
に
怖
(
おそろ
)
しくって、と宗十郎は正直に白状した。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
荻江節(おぎえぶし)の例文をもっと
(4作品)
見る
おぎえ
(逆引き)
お喜代が、云い出したので、露八が、三味線をもち、
芸妓
(
おんな
)
が唄った。また、芸妓の三味線で、露八がしぶい声で
荻江節
(
おぎえ
)
を唄った。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やっぱり、貴方でしたね。……京都で
荻江節
(
おぎえ
)
を流す人なんて、ほかにはないと思った」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
荻江節(おぎえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“荻江節”の解説
荻江節(おぎえ-ぶし)は、長唄を母体として発達してきた三味線音楽の一種。現在では一中節・河東節・宮薗節と並んで「古曲」と総称される。1993年(平成5年)4月15日に国の重要無形文化財に指定された。現在では「荻江節保存会」を中心として活動する。
(出典:Wikipedia)
荻
漢検準1級
部首:⾋
10画
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
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