“芦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あし97.2%
アシ2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなじく桂川のほとり、虎渓橋こけいきょうの袂。川辺には柳幾本いくもとたちて、すすきあしとみだれ生いたり。橋を隔てて修禅寺の山門みゆ。同じ日の宵。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
まもなく、江のまん中を、斜めにぎるうち、あしの茂みをいて、チラとべつな一隻が見えた。すると、こっちから阮小二が呼んだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宝永六年(1709)発行の貝原益軒かいばらえきけんの『大和本草やまとほんぞう』付録巻之一に「伊勢ノ浜荻はまおぎハ三津村ノ南ノ後ロニアリ片葉ノアシニシテ常ノ芦ニカハレリ」
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)