“艦橋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんきょう44.4%
ブリッジ22.2%
ブリツヂ22.2%
かんけう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今スミス警部は、駆逐艦の艦橋かんきょうから暗い海面をじっと見やりながら、総監から餞別せんべつにもらったこの言葉を、いくども胸のなかにくりかえしひろげていた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
少佐は艦橋ブリッジに立って、赤く塗ったカーチス戦闘機をグッとにらみつけた。しかし軍令部からは「絶対ニ喧嘩スルナ」と、命令が来ているのだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
「せめてもう一発でも——畜生もう一発あれば、あの艦橋ブリツヂにドカンとつくらはしてやるんだが! ちえツ、残念だ!」
怪艦ウルフ号 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
艦橋かんけうよりは艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいされいによつてれいごと鼻髯びぜんひねりつゝ、微笑びせううかべてながめてつた。