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胡笳
ふりがな文庫
“胡笳”の読み方と例文
読み方
割合
こか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こか
(逆引き)
七夕の竹ヤ々々は心涼しく、
師走
(
しはす
)
の竹ヤ/\は(すゝはらふ竹うりなり)
聞
(
きく
)
に
忙
(
せはし
)
。物皆季に
応
(
おう
)
じて声をなし、情に入る事天然の理なり。
胡笳
(
こか
)
の
悲
(
かなしみ
)
も又然らん。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
彼らは息をひそめてしばらく外の様子を
窺
(
うかが
)
った。遠く山上の敵塁から
胡笳
(
こか
)
の声が響く。かなり久しくたってから、音もなく
帷
(
とばり
)
をかかげて李陵が幕の内にはいって来た。だめだ。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
「
胡笳
(
こか
)
というのとは、違いますか」
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
胡笳(こか)の例文をもっと
(4作品)
見る
“胡笳”の意味
《名詞》
古く胡の国の人が吹いたという葦の葉を巻いて作った笛。
篳篥の別称。
(出典:Wiktionary)
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
笳
漢検1級
部首:⽵
11画
“胡”で始まる語句
胡坐
胡桃
胡瓜
胡散
胡麻
胡粉
胡座
胡麻化
胡麻塩
胡蝶
“胡笳”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
中島敦
中里介山