トップ
>
老僧
>
わし
ふりがな文庫
“
老僧
(
わし
)” の例文
誰に定めて
命
(
いいつ
)
けんという
標準
(
きめどころ
)
のあるではなし、役僧用人らの分別にも及ばねば
老僧
(
わし
)
が分別にも及ばぬほどに、この分別は汝たちの相談に任す、老僧は
関
(
かま
)
わぬ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
さあ菓子も
挾
(
はさ
)
んではやらぬから勝手に
摘
(
つま
)
んでくれ、と
高坏
(
たかつき
)
推しやりてみずからも天目取り上げ
喉
(
のど
)
を
湿
(
うるお
)
したまい、面白い話というも
桑門
(
よすてびと
)
の
老僧
(
わし
)
らにはそうたくさんないものながら
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
話して仕舞へば小供欺しのやうぢやが仏説に
虚言
(
うそ
)
は無い、
小児
(
こども
)
欺しでは決してない、噛みしめて見よ味のある話しではないか、如何ぢや
汝等
(
そなたたち
)
にも面白いか、
老僧
(
わし
)
には大層面白いが
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
役僧用人等の分別にも及ばねば
老僧
(
わし
)
が分別にも及ばぬほどに、此分別は汝達の相談に任す、老僧は関はぬ、汝達の相談の纏まりたる通り取り上げて
与
(
や
)
るべければ、熟く家に帰つて相談して来よ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“老僧”の意味
《名詞》
年老いた僧侶。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女