“美術館”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びじゅつかん25.0%
ムゼウム25.0%
びじゆつかん12.5%
ピナコテカ12.5%
びじゆつくわん12.5%
アテネアム12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
叔父おじさんは、博物館はくぶつかんほう名残惜なごりおしそうに、もう一見返みかえったが、ついおいあとからついて美術館びじゅつかんぐちをはいってゆきました。
町の真理 (新字新仮名) / 小川未明(著)
サン・モリッツでうれしいのは、セガンティニの美術館ムゼウムと、そこを囲む落葉松の密林だけである。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
またワシントンのフリヤー・ガレリーといふ美術館びじゆつかんは、支那しな古畫こがをもつて特色とくしよくとしてゐます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
美術館ピナコテカでは沢山たくさんあるリユニイの絵を面白いと思つた。ラフワエルの「処女のマリア」は呼物よびものであるにかゝはらず芝居がゝつた有難くない絵であつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
れよりモスクワ川向かはむかふまち景色けしきなどを見渡みわたしながら、救世主きうせいしゆ聖堂せいだうや、ルミヤンツセフの美術館びじゆつくわんなんどをまはつてた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それから、こんどは美術館アテネアムに感心しなければならない。ミレイとコロウとドガが紛れこんで来ている。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)