“美尾”の読み方と例文
読み方割合
みを100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
與(よ)四郎(らう)心(こゝろ)をつけて物事(ものごと)を見(み)るに、さながら戀(こひ)に心(こゝろ)をうばゝれて空虚(うつろ)に成(なり)し人(ひと)の如(ごと)く、お美尾(みを)お美尾(みを)と呼(よ)べば何(なに)えと答(こた)ゆる詞(ことば)の力(ちから)なさ
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
はかなき夢(ゆめ)に心(こゝろ)の狂(くる)ひてより、お美尾(みを)は有(あり)し我(わ)れにもあらず、人目(ひとめ)無(な)ければ涙(なみだ)に袖(そで)をおし浸(ひた)し、誰(た)れを戀(こ)ふると無(な)けれども大空(おほそら)に物(もの)の思(おも)はれて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
其文(そのふみ)開(びら)けば唯(たゞ)一ト言(こと)、美尾(みを)は死(し)にたる物(もの)に御座候(ござさふらふ)、行衞(ゆくゑ)をお求(もと)め下(くだ)さるまじく、此金(これ)は町(まち)に乳(ちゝ)の粉(こ)をとの願(ねが)ひに御座候(ござさふらふ)。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)