“罪状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざいじょう75.0%
ざいじやう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
死刑囚は、毒殺どくさつで八人を殺したという罪状ざいじょうを持つ火辻軍平ひつじぐんぺいという三十歳の男であった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
検事けんじは二言三言で、罪状ざいじょう陳述ちんじゅつした。セント・ジョージ寺で窃盗事件せっとうじけんがあった。どろぼうはおとなと子どもで、はしごを登ってはいるために、まどをこわした。かれらは外へばんの犬をいた。
しぬけのおほせはませぬとてくを、恭助けうすけ振向ふりむいてんともせず、理由わけあればこそ、人並ひとなみならぬことともなせ、一々の罪状ざいじやういひたてんはかるべし、くるま用意よういもなしてあり、たゞのりうつるばかりとひて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)