絵紙えがみ)” の例文
絵紙えがみはなかったけれど、はなし上手じょうずで、がしてみんなは感心かんしんしてきいていました。おはなしわると、おじさんは、あめをけてくれました。
夏の晩方あった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
子供こどもたちは、薬売くすりうりの小父おじさんのくれた絵紙えがみしてたりしました。そのには、白壁しらかべいえがあり、やなぎがあり、まちがあり、はしがありかわながれていました。
二番めの娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
はたして、薬売くすりうりの小父おじさんは、なつのはじめにやってきました。そして、こんどはお土産みやげに、二ばんめのおんなに、あかたまをくれました。ほかのには、西にしくにまち絵紙えがみなどをくれました。
二番めの娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)