“結託”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けったく80.0%
けつたく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……吹屋の棟梁とうりょう結託けったくして小判を吹きわけて純金分だけにしておけば、ほんのわずかの量ですむ。……まあ、手前はこう睨んだ。
顎十郎捕物帳:07 紙凧 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ところがここにまた、天満てんま浪人の常木鴻山こうざんたわら一八郎などと申す者あって、江戸の隠密どもと結託けったくなし、御当家の内秘を探りにかかっております
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
城彈三郎は惡い商人と結託けつたくし、手廣く(密貿易)の取引を始め、暴利をむさぼつて居ることが判りました。