“竜馬”のいろいろな読み方と例文
旧字:龍馬
読み方割合
りゅうめ50.0%
りうめ16.7%
りゆうめ16.7%
りようめ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白の振袖、あやの帯、くれない長襦袢ながじゅばん、胸に水晶の数珠じゅずをかけ、襟に両袖を占めて、波の上に、雪のごとき竜馬りゅうめに乗せらる。およそ手綱の丈を隔てて、一人下髪さげがみの女房。旅扮装たびいでたち
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
竜馬りうめの羽うらにほひ透き、揺れてつれし
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
美々しい物の具に三尺の太刀をぬきかざいて、竜馬りゆうめに泡をませながら、これも大音に名乗りをあげて、まつしぐらに「れぷろぼす」へ打つてかかつた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
かれがさがみだりなる物にて、二八二牛とつるみてはりんみ、馬とあひては竜馬りようめを生むといへり。二八三此のまどはせつるも、はたそこの秀麗かほよき二八四たはけたると見えたり。