“竜顔”のいろいろな読み方と例文
旧字:龍顏
読み方割合
りゅうがん75.0%
みおもて25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気の毒なほど顔を赤めて、何と返事もできないように尚侍が思っている所へみかどがおいでになった。明るい月の光にお美しい竜顔りゅうがんがよく拝された。
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)
金応瑞は義州ぎしゅう統軍亭とうぐんていけつけ、憔悴しょうすいした宣祖王せんそおう竜顔りゅうがんを拝した。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ひかりの中につらつら御気色みけしきを見たてまつるに、あけをそそぎたる竜顔みおもてに、一二八おどろかみひざにかかるまで乱れ、白眼しろきまなこりあげ、あついきをくるしげにつがせ給ふ。