“立合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちあ42.9%
たちあい21.4%
たちあひ14.3%
たちあは7.1%
たちえい7.1%
タチアヒ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では、この試合しあい部門ぶもんに、なにびとがなんの立合たちあいにご出場しゅつじょうになるか、流名りゅうめいとご姓名せいめいとを、正直しょうじきにお書き入れねがいとうござる」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なかなかどうして、歯科散しかさんが試験薬を用いて、立合たちあいの口中黄色い歯から拭取ふきとった口塩くちしおから、たちどころに、黴菌ばいきんを躍らして見せるどころの比ではない。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
付其外帳面ちやうめん書留かきとめるに米千八百五俵むぎ五百三十俵並に箪笥たんす長持ながもちさを村役人立合たちあひにて改め相濟あひすみ其夜寅半刻なゝつはんどき事濟に相成山駕籠やまかごちやうを申付て是へ文藏夫婦に下男吉平を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
丸岡まるをか建場たてばくるまやすんだとき立合たちあはせた上下じやうげ旅客りよかく口々くち/″\から、もうおよねさんの風説うはさきました。
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
白翁堂の爺さんを連れて来て立合たちえいをさせよう
此は、刀を持たせる前に、相舞アヒマヒよりも、寧、立合タチアヒとも言ふべき、同じとりものを持つて対立的に舞ふ風があつたのであらう。