穿あなぐ)” の例文
象徴派の詩篇の、国語に訳出せられたものは、実におびただしい数である。だがおよそ、こんな風にわれわれの理会力を逆立て、穿あなぐり考えて見ても結局、到底わからない、と溜息ためいきを吐かせるに過ぎない。
詩語としての日本語 (新字新仮名) / 折口信夫(著)