“禾(か)” の例文
遠慮なく田畑に入り行(ある)いたから、穀精牛馬形を現わすとさえ信ずる処あり、禾(か)を苅る時、兎、雉等が苅り詰められて最後の一株まで残り匿(かく)るるが、それも苅られて来り出づるを
たとい健婦の鋤犂(じょれい)把(と)るあるも、禾(か)は隴畆(ろうほ)に生じ東西なし。いわんやまた秦兵(しんぺい)苦戦に耐うるをや。駆らるること犬と鶏とに異ならず。長者問うことありといえども、役夫あえて恨みを伸べんや。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)