“禾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
33.3%
のぎ33.3%
クワ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠慮なく田畑に入りあるいたから、穀精牛馬形を現わすとさえ信ずる処あり、を苅る時、兎、雉等が苅り詰められて最後の一株まで残りかくるるが、それも苅られて来り出づるを
「君、つかん事を訊くやうだが、姑蘇こそ城外の蘇の字だね、あれは艸冠くさかむりの下のうをのぎとは何方どつちに書いた方がほんとうだつたかな。」
声 ……(中音に吟じながら)君不見漢家山東二百州、千村万落生荊杞、縦健婦耕犂クワ瀧畝ロワボウ東西……。まっと、のしなはい、今井君。
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)