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禅
ふりがな文庫
“禅”のいろいろな読み方と例文
旧字:
禪
読み方
割合
ぜん
83.3%
ゆず
11.1%
ゆづ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜん
(逆引き)
「ええ、ええ、一目で覚えてしまいましたわ。名前からして、
禅
(
ぜん
)
の
坊
(
ぼう
)
さんみたいで、変わっていたからでもありましょうけれど。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
禅(ぜん)の例文をもっと
(15作品)
見る
ゆず
(逆引き)
むかし
堯
(
ぎょう
)
の
御世
(
みよ
)
に、
娥皇
(
がこう
)
、
女英
(
にょえい
)
という二人の御娘がありました。堯が
舜
(
しゅん
)
に世を
禅
(
ゆず
)
ろうというとき、舜はこばんで受けません。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禅(ゆず)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆづ
(逆引き)
抑
(
そもそも
)
五一
永治
(
えいぢ
)
の昔、
犯
(
をか
)
せる
罪
(
つみ
)
もなきに、
五二
父
帝
(
みかど
)
の
命
(
みこと
)
を
恐
(
かしこ
)
みて、三歳の
五三
体仁
(
としひと
)
に
代
(
よ
)
を
禅
(
ゆづ
)
りし心、人慾深きといふべからず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
禅(ゆづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“禅”の意味
《名詞》
(読みはすべて「ぜん」)
何ごと(何もの)にも執着せず、また、それらに揺るがされることのない、落ちついて清く澄んだ静かな心のこと。また、さとりの境地のこと。
1のような心の状態に到達するための修行や生活のしかたのこと。しばしば比喩としても用いる。例:書(書道)は禅だ。
2のうち特に、坐禅のこと。また、瞑想のこと。
禅宗のこと。
天子が位を譲ること。禅位。→禅譲。
(出典:Wiktionary)
禅
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
“禅”を含む語句
禅定
友禅
禅師
禅寺
友禅縮緬
禅刹
友禅染
禅杖
栄西禅師
禅堂
快庵禅師
禅宗寺
坐禅
野狐禅
禅那
修禅寺
南禅寺
禅尼
劉禅
禅家
...
“禅”のふりがなが多い著者
下村湖人
吉川英治
正岡容
林不忘
佐々木味津三
夏目漱石
久生十蘭
泉鏡花
芥川竜之介