“禁軍”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このゑ50.0%
まもりのつはもの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
議官セナトオレは紫衣を纏ひて天鵞絨びろうどの椅子に坐せり。法皇の禁軍このゑなる瑞西スイス兵整列したる左翼の方には、天鵞絨のベルレツタを戴ける可愛らしき舍人とねりども群居たり。
われ又近頃禁軍このゑの檢閲ありしを聞きつと噂すれば、彼は希臘の兵制を論じて、マケドニア歩兵の方陣フアランクスの操錬を細敍すること目撃のさまの如くなり。
法皇の禁軍まもりのつはもの號衣しるしを着たる、わかく美しき士官は我手を握りぬ。人々さま/″\の事を問ふに、我は臆することなく答へつ。その詞に、人々或は譽めそやし、或は高く笑ひぬ。