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神信心
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かみしんじん
ふりがな文庫
“
神信心
(
かみしんじん
)” の例文
一人はかならず参っている家と、まったく知らぬ顔をしているのとができて、
神信心
(
かみしんじん
)
の差等が日に増しいちじるしくなってきた。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
お前が生れて間もなく分れた
兄
(
にい
)
さんだから、顔形も知れまいが親身の兄と思えばこそ然うやって
神信心
(
かみしんじん
)
をして会いたいと願掛までして居ればこそ
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ですから、気をおつけなせえましよ。そうして、
神信心
(
かみしんじん
)
を怠っちゃあなりやせん」と、お静は親切に言った。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
迷信家の細君は
加持
(
かじ
)
、祈祷、占い、
神信心
(
かみしんじん
)
、大抵の事を好いていた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さて日本も
嘉永
(
かえい
)
の五年あたりは、まだ世の中が
開
(
ひら
)
けませぬから、
神信心
(
かみしんじん
)
に
凝
(
こ
)
るとか、
易占
(
うらない
)
に見て貰うとかいうような人が多かったものでござります。
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
千社参りをするのも
神信心
(
かみしんじん
)
のうちに
算
(
かぞ
)
えられていた。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
い「御身代の直るように私も
神信心
(
かみしんじん
)
をして居ります、どうぞお
母様
(
っかさま
)
にお目にはかゝりませんが、お大事になさるように
宜
(
よ
)
く
仰
(
おっ
)
しゃってくださいまし」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は
神信心
(
かみしんじん
)
して居たが………道理で、それ私のお
父
(
とっ
)
さんの書いた短冊が貼って有ったら、
家
(
うち
)
へ来て
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は物心が付きましてお母様はお達者か、御無事でおいでかと案じてばかりおりました所、
此度
(
こんど
)
図
(
はか
)
らずお目にかゝりましたのは日頃
神信心
(
かみしんじん
)
をしたお蔭だ、
殊
(
こと
)
にあなたがお手引をなすって
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それよりゃアその金を借金方へ
填
(
う
)
めて精出し、働らいて
儲
(
もう
)
けた銭で買った着物を着て往かなけりゃアならねえと思って居りやす、旦那え不思議なことにゃアお浪が此の頃
神信心
(
かみしんじん
)
を始めやした
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“神”で始まる語句
神
神々
神輿
神楽
神田
神酒
神戸
神楽坂
神仏
神主