“相挈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいたずさ50.0%
あひたづさ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪なる友人をうを名とし重井に面して両親の意向を告げしに、その喜び一方ひとかたならず、この上は直ちに御両親にまみえんとて、相挈あいたずさえて岡山に来り
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
妾が出獄せし際の如きも岡崎氏と相挈あいたずさえ、ことに妾を迎えて郷里に同行するなど、妾との間柄もほとんど姉妹の如くなりしに、岡崎氏の家計不如意ふにょいとなるに及びて、彼女はこれをいと
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
洋々たる奏楽の音起ると共に、外相は有栖川宮妃殿下を扶け、有栖川宮殿下はエリサベツト夫人と相挈あひたづさへ、其の他やんごとなき方々香水のかをりを四方にくんじつゝ、舞踏室に入りたまひぬ。
燕尾服着初めの記 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)