“目隠”のいろいろな読み方と例文
旧字:目隱
読み方割合
めかく50.0%
めかくし37.5%
めがくし12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに酒宴の席では古くさいものが面白がられる。たとえばある一人に目隠めかくしをしてさかずきを持たせ
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
此方こちらは真暗、向うにはあかりがついているので、目隠めかくしの板に拇指おやゆびほどのおおきさの節穴が丁度二ツ開いてるのがよく分った。
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「お千代お千代大変だぜ。鳥渡ちょっと来て見ろ。」と四辺あたりはばかる小声に、お千代も何事かと教えられた目隠めがくしの節穴から同じように片目をつぶって隣の二階を覗いた。
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)