“白川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらかわ62.5%
しらかは25.0%
しろかは12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白川しらかわのほうからこの岡崎の丘の林へのぼって来る小さい人影が分るのだ、飄々ひょうひょうとして、春のかぜに、黒い法衣ほうえのたもとがうごいている。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鏡なす白川しらかは蜘手くもてに流れ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
このために阿蘇郡あそぐん南半なんぱんたる南郷谷なんごうだにみづあつめてながれる白川しろかは文字通もじどほ乳白色にゆうはくしよくとなり、魚介ぎよかい死滅しめつせしめることがある。北方ほつぽう阿蘇谷あそだにみづ黒川くろかはあつまり、兩方りようほう相會あひかいするところ外輪山がいりんざんやぶ外方がいほうながる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)