“痴(こ)” の例文
旧字:癡
その私の眼の前で正木博士は、さも堪(たま)らなさそうに腹を抱えた。小さな身体(からだ)から、あらん限りの大きな声をゆすり出して笑い痴(こ)け初めた。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
臆面もなく白昼を振りかざして痴(こ)けの沙汰。
猿飛佐助 (新字新仮名) / 織田作之助(著)