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留
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ルーブリ
ふりがな文庫
“
留
(
ルーブリ
)” の例文
「ぢやあ、おいらが骨折つて、チェレヸークにパラースカを手ばなすことを納得させたら、お前さん
去勢牛
(
きんぬき
)
を二十
留
(
ルーブリ
)
で譲るだかね?」
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
五ヵ年計画で、ソヴェト同盟はプロレタリアートの文化建設費中保健のために三億八百万
留
(
ルーブリ
)
の支出を決めていることは自分も知っている。
モスクワ日記から:新しい社会の母
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
さて、ゴーリキイは、製図師のところを出てから、今度は月七
留
(
ルーブリ
)
の給料で又ヴォルガ通いの汽船ペルミ号の炊夫をやった。
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「え、十五
留
(
ルーブリ
)
で? ようがす! だが、くれぐれも忘れなさんなよ、きつと十五
留
(
ルーブリ
)
ですぜ! ぢやあ手附にこの
五留札
(
あをざつ
)
を一枚あづけときやせう!」
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
祖父が五
留
(
ルーブリ
)
金貨を一つ
衣嚢
(
かくし
)
からつまみ出さなかつたものなら、彼はなんの得るところもなく、いつまでも亭主の前に棒だちに立ちつくしたに過ぎなかつただらう。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
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が、本を裂かれるので、貸本屋に四十七
哥
(
カペイキ
)
という「巨額の借金」が出来てしまった。ゴーリキイの一年六
留
(
ルーブリ
)
の給金は祖父がとっていた。ゴーリキイには金の出どころがない。
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
三十
留
(
ルーブリ
)
もする長靴を注文したからつて、それがなんだい! おれがどこぞの平民の出だとでもいふのかい? おれは仕立屋の出でもなければ、下士官の小伜でもない。
狂人日記
(旧字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
労働者生活改善費に今年は五十万
留
(
ルーブリ
)
を予算してあるとその技師は説明した。
石油の都バクーへ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
つひに、中尉に昇進して退職の許可を得たイワン・フョードロヸッチは、
*
マギリョーフからガデャーチまで四十
留
(
ルーブリ
)
の約束で猶太人の馭者を傭つて、幌馬車の中に座を占めた。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
聖画店の主人は五
留
(
ルーブリ
)
の給金を無駄にしないようにゴーリキイを働かした。ゴーリキイは主人が家具、敷物、鏡その他に執着し、こせこせとそれらを自分の家の中に詰め込むのが厭わしかった。
マクシム・ゴーリキイの伝記:幼年時代・少年時代・青年時代
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
あの草地は二十町歩足らずだが、草を毎年、百
留
(
ルーブリ
)
以上には売ることが出来るのだよ。噂のやうに騎兵聯隊がガデャーチに置かれることにでもなれば、もつともつとにもなるだらうよ。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
給料は、月二
留
(
ルーブリ
)
。朝六時から夜中までぶっ通しの働きである。
逝けるマクシム・ゴーリキイ
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
『これあ、まるで竹庵先生への手土産だね。』と仰つしやる。まあ持つて行くなら、跑馬を二頭とか、彈機附馬車を一臺とか、それとも三百
留
(
ルーブリ
)
もする獵虎の毛皮でも仕入れて行くことだ。
狂人日記
(旧字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
記入額は五
留
(
ルーブリ
)
だ。だが、二留半払えばいい。半額なのだ。
ソヴェト文壇の現状
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「それが嘘でさへなければ、二十
留
(
ルーブリ
)
はおろか、十五
留
(
ルーブリ
)
でだつて売つてやらあ!」
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
この
装飾
(
かざり
)
はどうだ! よく話半分といふけれど、何が半分どころか! これはどうだい! 何といふ素晴らしい欄干だらう! この細工はどうだ! この鉄材だけでも、五十
留
(
ルーブリ
)
がものは
要
(
い
)
つとるぞ!
ディカーニカ近郷夜話 後篇:02 降誕祭の前夜
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
その生地は
*
ポルタワで一
*
アルシンに六
留
(
ルーブリ
)
からだした品ぢや。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:02 はしがき
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
青紙幣
(
シーニッツア
)
五
留
(
ルーブリ
)
紙幣の異名。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
留
常用漢字
小5
部首:⽥
10画
“留”を含む語句
立留
逗留
踏留
留置
小留
歌留多
繋留
停留場
留守中
滯留
御逗留
取留
引留
留針
長逗留
呼留
留金
抑留
三留野
突留
...