“町外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まちはず37.5%
まちはづ37.5%
まちはずれ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわちこのような町外まちはずれの光景は何となく人をして社会というものの縮図でも見るような思いをなさしむるからであろう。
武蔵野 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
かれ夏休なつやすまへから、すこ閑靜かんせい町外まちはづれへうつつて勉強べんきやうするつもりだとかつて、わざ/\この不便ふべん村同樣むらどうやう田舍ゐなか引込ひつこんだのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
これは為事机に用いるものにて、紙、文反古ふみほご、書籍、その色々の小さなる道具を載せあり。その脇に書棚ありて、多くはあっさりしたる色の仮綴かりとじの本を並べあり。○この画室は町外まちはずれにあり。