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生脂
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なまあぶら
ふりがな文庫
“
生脂
(
なまあぶら
)” の例文
... 一斤ずつも使うと随分高いものになります。
普通
(
なみ
)
の処は何で拵えますか」お登和嬢「普通のペースは牛の
生脂
(
なまあぶら
)
即ちケンネ脂で致します。 ...
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
牛の
生脂
(
なまあぶら
)
即ちケンネ
脂
(
し
)
という処を買って細かく
截
(
き
)
ってそのまま鍋へ入れて少しの水を加えてよく煮ます。それを
水嚢
(
すいのう
)
で
漉
(
こ
)
しておけばそれが純粋のヘットです。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
シチューなんぞには不適当です。ヒレ肉の下の処がケンネ
生脂
(
なまあぶら
)
に包まれていてその脂の中に
腎臓
(
じんぞう
)
があります。今度は腰の方でランの一ランの二ランの三としてあります。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
その次はケンネ
脂
(
あぶら
)
即ち牛の
生脂
(
なまあぶら
)
で拵えます。一番下等は豚の脂のラードで拵えますがこれは味が悪くって胸に持ちます。私は今バターのを一つ拵えて御覧に入れましょう。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
脂
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死