“瓢箪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうたん77.3%
へうたん12.9%
ふくべ3.8%
べうたん2.3%
びょうたん2.3%
ひようたん1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田圃の中の流れの岸で、たった一人で毒死しているとすれば、その原因は、側に転がっている、見事な瓢箪ひょうたんの中味の外はありません。
田圃の中の流れの岸で、たつた一人で毒死して居るとすれば、その原因は、側に轉がつて居る、見事な瓢箪へうたんの中味の外はありません。
どれ、無礼講とやりますか。そう、そう、あの馬籠の本陣の方で、わたしは一晩土蔵の中に御厄介になった。あの時、青山君が瓢箪ふくべに酒を
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
伜は菊次郎と言つて、芝居の色子見たいな二十一の好い男、青瓢箪べうたんで、鼻聲で、小唄の一つもいけて、女の子には持てるが、飯の足しになることは一つも出來ない
伜は菊次郎と言って、芝居の色子見たいな二十一の好い男、青瓢箪びょうたんで、鼻声で、小唄の一つもいけて、女の子には持てるが、飯の足しになることは一つも出来ない
あんまりのつぺりとくくりがないので一体瓢箪ひようたんだらうか白瓜か、もしくは信州辺でゆふごと言つてゐるかんぺうを作る瓜なのか、などと家中で評定とり/″\だつたが
瓢作り (新字旧仮名) / 杉田久女(著)