“理論家”の読み方と例文
読み方割合
セオリスト100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は理論家セオリストとして、友人の結婚をうけがった。山の中に住んで、樹や谷を相手にしているものは、親の取り極めた通りの妻を迎えて、安全な結果を得るのが自然の通則と心得たからである。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かれ理論家セオリストとして、友人の結婚けつこんうけがつた。やまなかんで、たにを相手にしてゐるものは、おやの取りめた通りのつまを迎へて、安全な結果を得るのが自然の通則と心得たからである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)