しし)” の例文
さて虎もししも同じく猫属の獣で外貌は大いにちがうが骨骼こっかくや爪や歯牙は余り違わぬ、毛と皮が大いに異なるのだ。
ししの毛皮をゆたらかな五体に締めて
インドでは欧州と等しくししを獣王とす、仏を獅に比べた文諸経に多い、たとえば隋訳『大集譬喩王経』上にいわく、仏言う舎利弗しゃりほつたとえば須弥山しゅみせん王金色辺あり
『大般涅槃経』に馬ししの臭いを怖るといい、『十誦律毘尼序』にはその脂を脚に塗らば象馬等いで驚き走るという、ラヤード言う、クジスタンの馬獅近づけば見えもせぬに絆を切って逃げんとす