“状挿”の読み方と例文
読み方割合
じょうさし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柱の状挿じょうさしには、おもに東京から入って来る手紙や電報が、おびだたしくはさまれてあった。米屋町の旦那のような風をしたその主人を、お島は不思議そうに眺めていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
状挿じょうさしなどを調べてみても、何等いぶかしく思われる節もなかった。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)