“物騷”の読み方と例文
新字:物騒
読み方割合
ぶつさう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく滿洲まんしうだの、哈爾賓ハルピンだのつて物騷ぶつさうところですね。ぼくなんだか危險きけんやう心持こゝろもちがしてならない」とつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
仕舞しまひ居るに雲助共それなら夜道は物騷ぶつさうゆゑ駕籠かごに乘て御呉おくんなせへ夫に今見れば率爾ぶしつけながら胴卷には大分御金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此家ではそんな物騷ぶつさうなものを買つた覺えはありませんので、いろ/\藥屋で調べましたところ、二た月ばかり前に、喜三郎が自分で石見銀山いはみぎんざんを買つたことがある相です、多分それを