“無楯”の読み方と例文
読み方割合
たてなし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跡部等は嘲けって、その期に及んで戦うも、今戦うも同じである、とやり返した。勝頼、今は戦うまでである、御旗、無楯たてなしに誓って戦法を変えじ、と云ったので、軍議は決定して仕舞った。
長篠合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)