無体むてい)” の例文
旧字:無體
財産といったところで、元々死んだ山本の親爺さんのもの、貴様が我が物顔に振舞っているのが、無体むていしゃくに触ってかなわねえのだ
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
だから昔師匠のこしれえてくれたうつわじゃ、お前ってものはもうハミだすようになっちまったんだ。だから拠所よんどころなくほかの器へ入る。それがまた師匠にゃ無体むてい癪に障るとこういうわけなんだ。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)