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濡衣
ふりがな文庫
“濡衣”の読み方と例文
読み方
割合
ぬれぎぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬれぎぬ
(逆引き)
取りもしないものを取ったと云って、あたしに泥坊の
濡衣
(
ぬれぎぬ
)
を着せる。皆さんどうぞ加勢をして下さいと、泣き声で呶鳴るという始末。
半七捕物帳:58 菊人形の昔
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
身に覚えはありませんが、わたくしの身に
濡衣
(
ぬれぎぬ
)
がかかるわけは存じております。……千住三丁目の大桝屋さんはわたしの永のご
贔屓
(
ひいき
)
。
顎十郎捕物帳:22 小鰭の鮨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
自分に着せられた
濡衣
(
ぬれぎぬ
)
——
聊
(
いさゝ
)
か小便臭い濡衣を、手もなく乾かしてくれさうな氣がして、眞にイソイソと先に立つて案内して行きます。
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
濡衣(ぬれぎぬ)の例文をもっと
(45作品)
見る
濡
漢検準1級
部首:⽔
17画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“濡”で始まる語句
濡
濡縁
濡手拭
濡色
濡鼠
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濡々
濡髪
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検索の候補
其濡衣
濡浴衣
“濡衣”のふりがなが多い著者
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紫式部
中里介山
作者不詳
岡本綺堂
林不忘
谷崎潤一郎
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夢野久作