トップ
>
濡羽
ふりがな文庫
“濡羽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬれば
75.0%
ぬれは
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬれば
(逆引き)
濡羽
(
ぬれば
)
のような島田に、こってりと白粉の濃い襟足を見ると、ゾッとして、あこがれている
脂粉
(
しふん
)
の里に、魂が飛び、心が
悶
(
もだ
)
えてきました。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
嫋々
(
なよなよ
)
として女の如く、少し抜いた雪のえり足、
濡羽
(
ぬれば
)
いろの黒髪つやつやしく、物ごし
柔
(
やさ
)
しくしずしずと練ってゆく
蓮歩
(
れんぽ
)
!
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
濡羽(ぬれば)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぬれは
(逆引き)
果は
濡羽
(
ぬれは
)
の
厚鬢
(
あつびん
)
に
水櫛
(
みづぐし
)
當
(
あて
)
て、
筈長
(
はずなが
)
の
大束
(
おほたぶさ
)
に今樣の
大紋
(
だいもん
)
の
布衣
(
ほい
)
は平生の氣象に似もやらずと、時頼を知れる人、訝しく思はぬはなかりけり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
薔薇
(
いばら
)
みち、蹈めば
濡羽
(
ぬれは
)
のつばくらめ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
濡羽(ぬれは)の例文をもっと
(2作品)
見る
“濡羽(濡烏)”の解説
濡烏(ぬれがらす・濡れ烏)とは、女性の髪の色彩を形容する言葉。また、その髪のもつ黒の色名。
日本人女性の理想美であり、もっと一般的には烏羽色(からすばいろ)、濡羽色(ぬればいろ・濡れ羽色)、烏の濡れ羽色とも言う。青みを帯びた黒を指す。
(出典:Wikipedia)
濡
漢検準1級
部首:⽔
17画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
“濡羽”の関連語
濡羽色
“濡羽”で始まる語句
濡羽色
検索の候補
濡羽色
“濡羽”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
高山樗牛
三上於菟吉
北原白秋
中里介山
泉鏡花